八木節

八木節教則本(八木節模範演奏、解説CD・楽譜・音頭の歌詞附き)や八木節で使用される楽器、用品を販売しております。お問い合わせご用命は、いとろ和楽器店:0284-72-6685まで
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八木節
八木節あそび 〜いとろ和楽器店.0284-72-6685〜
小さな宿場町で生まれた『八木節』が、世に出てから、百年になろうとしています。その間、創始者である堀込源太のあとを追いかけて、大勢の方々が『八木節』に精魂を傾けてこられたことは、まさに文化です。 明治五年、農家の長男として足利在に生まれた源太が、農業のかたわら馬車ひきとして肥料屋に出て、葛生の石灰山から生石灰を運び、製品となった消石灰を、近郷の木崎、太田、桐生や館林方面の農家に搬送していました。その行き帰り、ひばりのように高らかに歌う「源太節」が、界隈の評判をとるようになりました。この源太の歌は、大正三年に『八木節』として歌舞伎座の舞台で披露され、レコードにもなりました。悲哀を背景に歌われた源太の『八木節』は、たちまちに人々を励ます応援歌になりました。 櫓の下に陣取る観客の一人として、私が感じることは、『八木節あそび』ということです。「あそび」という文字には、洋の東西を問わず、神々の前で歌い舞うことによって、神に近づこうとする人間の思いが、秘められています。櫓の上で、語り、囃し、踊る一行を観ておりますと、神々しいとさえ思います。そしてまた、軽快なあのリズムにのせて、英語やフランス語、ロシア語やポルトガル語など、いろんな言葉で、唄われたらいいのにと思います。『八木節』の躍動的なテンポは民族を超え、国境を越えても通じる生命力を持ち合わせていると思うのです。 源太という偉大な男によって、「伊勢音頭」「秋田音頭」とならび、日本の三大音頭となった『八木節』。その源太の歌を唄い継ぎ、踊り継いできたみなさんによって、次世代に引き継ぐためのいろんな努力がなされています。この先『八木節』が、どのように展開していくのかがとても楽しみです。 『八木節』は、暮らしの中に息づいていてこそ『八木節』なのだと思います。しかし、日々の暮らしの中にある文化というものは、担い手が手を抜いた途端に、衰退、消滅してしまします。みなさんの情熱が、民衆の愛する『八木節』を、守り、育て、未来に引き継ぐ原動力となることを願ってやみません。
〜演劇工房 DON-DEN 阿部真より
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